たるみの治療の中では、照射治療は美容クリニックで初めて施術を受ける人が
最初に検討するケースが多いようです。糸で引き上げるスレッドリフトやメスで
切開するサージカル治療など、いずれも傷跡のリスクや腫れなどのトラブル、
これらが起こらないとはいい切れない、これを考えると初めての人は
どうしても避けてしまいたくなります。
その点、照射系の治療法は腫れや傷跡のリスクが限りなくゼロに近いですし、
これらのトラブルがおきることはまずない、このようにいわれています。
照射によるたるみ治療の中には、ラジオ波を使ったサーマクールや
HIFUのウルセラなどが代表的で施術実績も豊富にあることからも、
サーマクールやウルセラなどのたるみ治療を検討される人も少なくありません。
サーマクールの場合は、真皮に働きかけて瑞々しい肌に欠かせないコラーゲンの再構築を促進させる効果を持ちます。
日本に登場したときには400ショットで30万円前後が相場といわれていましたが、多くの医療機関で
サーマクールが利用されるようになったため7万円前後で施術ができるクリニックも増えているのですが、
痛みを伴うなどからも、痛みが生じないラジオ波のマシンへの注目が集まっています。
様々な薬剤への選択肢があるたるみ治療
注入治療によるたるみ改善は、ボツリヌス毒素のボトックスや体内にも存在しているヒアルロン酸など、
いくつかの薬剤への選択肢がある治療法です。
これらの薬剤は、シワや凹みなどの治療にしようされることはもちろん、口角や目じりが下がってしまい
おきるたるみなどの改善を、筋肉の動きを使い制御して引き上げられるなどの特徴があります。
ちなみに、マイクロボトックスリフトを利用した美容施術は、ボトックスを浅い層に
広範囲に注入してほうれい線の横側や目の下側、顎から首など筋肉の表面線維の動きを
弱める作用があるので、これにより目立ちにくくなるなどのメカニズムを持ちます。
ヒアルロン酸は人間の皮膚などに存在する成分で、同一の成分を使うことからも
副作用などのリスクも少なく安心して利用できるメリットがあります。
ヒアルロン酸を利用したたるみ治療の場合、顔骨の萎縮により減少してしまった
ボリュームを補うことができるので緩んでしまったリガメントを補強して顔全体のたるみを
改善させるなどの特徴を持ちます。
なお、これらの治療法は1か所だけで注入するものではなく、適切な場所に
注入する必要があるので技術力を必要する施術方法といえます。